伝説(?)その三(レインボーの巻)

ディープパープルをご存知のかたは、多いと思います。今でもCMで曲が流れたりしています。私はリッチー・ブラックモア(G)のファンでした。ただコンサートに行ったりと青春時代のリアルタイムのリッチーはレインボーのリッチー・ブラックモアでした。と言うことで今回はレインボー伝説(?)です。

レインボーはディープパープルを脱退したリッチーが1975年にエルフというバンドのメンバーとリッチー・ブラックモアズ・レインボーの名で「銀嶺の覇者」というアルバムを発表したところから始まりました。リッチーのギターテクニックと音楽の方向性はパープルの頃より私好みでした。

押入れなどを探索してレインボー関連のものを集めてみました。一部紛失しているものもありましたが懐かしいものも出てきました。青春の思い出のレインボーを紹介します。

1977年発表の1976年初来日公演のライブ盤です。名ライブ盤といえばディープパープルのライブ・イン・ジャパンが定番ですが、私の中ではこのアルバム「ON  STAGE」がNO.1です。(上の写真)

1976年発表のセカンドアルバム「RISING」です。バンド名はリッチーが抜けてブラックモアズ・レインボーになりました。私の中でのレインボーのベストアルバムです。(上の写真)

1978年発表の「LONG LIVE ROCK'n' ROLL」です。バンド名はレインボーになりました。Kill The Kingにしびれ、Gates Of Babylonに酔いました。(上の写真)

1979年発表の「DOWN TO EARTH」です。この作品をはじめて聴いた時はびっくりしました。リッチーのこれまでの音楽性とは少し離れていました。アメリカでのセールスを意識したアルバムだったと思います。その代表曲がSince You Been Goneです。私の中ではビミョーな評価です。(上の写真)

1981年発表の「DIFFICULT TO CURE」です。ラスト曲のDifficult To Cureはリッチーの音楽性は治療出来ないとリッチー自らが宣言しているように感じられる曲でした。(上の写真)

1980年、3度目の日本公演のパンフレットです。武道館に行きました。2年前1978年の2度目の来日公演にも武道館に行ったのですがパンフレットは見つかりませんでした。2度目の日本公演では1月27日札幌中島スポーツセンターの公演で観客の死亡事故がありました。(上の写真)

1981年、4度目の日本公演のパンフレットです。武道館に行きました。ボーカルのジョー・リン・ターナーはアイドルバンド並みのルックスでした。(上の写真)

1984年、6度目の日本公演の模様を収録したライブビデオです。1982年の5度目の日本公演にも武道館に行きましたが、1982年・1984年の公演ともパンフレットは見つかりませんでした。1984年の日本公演は当時付き合っていた彼女と武道館に行きました。この時の公演ではDifficult To Cureで度肝を抜く演出がありました。リッチーのStarGazerのソロからDifficult To Cureのイントロに移った瞬間、後ろの幕が開きました。何とオーケストラの登場です。鳥肌がたったのを覚えています。リッチーはレインボー最後の公演を意識して最高の演出をしてくれたのかもしれません。1984年の日本公演直後レインボーは解散しました。(上の写真)



リッチーはその後、再結成されたディープパープルに参加しました

レインボーからのながれで購入したディープパープルのCDです。聴きこむというほどは聴きませんでした。(上の写真)

1991年のディープパープルの日本公演のパンフレットです。ボーカルがイアン・ギランではなくジョー・リン・ターナーだったのが少し残念でした。でも第3期ディープパープルの曲も聞けました。Burnがオープニング曲だった記憶があります。武道館に行きました。(上の写真)



リッチー・ブラックモアズ・レインボー再結成

1995年発表の「STRANGER IN US ALL」です。期待して聴きましたが、やはり本物の(?)レインボーにはかなわないです。

1995年のレインボー日本公演のパンフレットです。東京ベイN.Kホールへ行きました。この公演の観客は自分も含めて明らかに年齢層が高かったです。バンドのメンバーがリッチーの技量についていけずこれまで見てきたリッチーの公演で最低の公演でした。この公演が生でリッチーを見た最後の公演です。

会場の照明がおち、「威風堂々」が流れドロシーのOver The Rainbowの声で始まるステージはまさしく青春の1ページでした。


最後に、今回の探索で昔見た映画のパンフレットがたくさん見つかりました。新しい伝説(?)として公開するかもです。

伝説(?)その三(レインボーの巻) 終わり