伝説(?)その四(パーツの使いまわしの巻)

ノートPCを使っているとHDDやODD(光学ドライブ)が壊れたりスペックに不満が出て自分で交換することがあります。壊れての交換は別ですが、使えるパーツを取り外した場合はなるべく捨てずに使ってあげたいと思います。

ということで、今回はノートPCのパーツの使いまわし伝説(?)です。

セカンド(換装当時はメイン)ノートのDynaBook G6XPDEのHDDとODDを換装しました

まずはHDDの交換です(2003年に換装)

東芝製のMK5024GAYという50GBで7200rpmで16MBバッファのHDDが市場にでました。7200rpm・16MBバッファという言葉にとりつかれてしまい換装することになりました。写真の赤丸部分のネジをはずして蓋を開けます。(上の写真)

蓋を開けるとHDDが登場します。(上の写真)

HDDを取り外したところです。取り外しは横にスライドさせるのではなくHDDを斜めにして引き上げるイメージです。(上の写真)


幻のMK5024GAY 東芝製

このページのHDDとODDの写真は、手間を省く(横着?)ためすべてマウント金具付きで掲載します。G6はさすがにフラグシップ機種だけあってマウント金具にゴムのカバーが付いています。前記しましたがMK5024GAYが発表された時は、ドキドキしました。(上の写真)

次はODDの交換です(2004年に換装)

搭載のSD-R6012(東芝製)はDVD-Rを焼く速度が等倍速でした。これにはかなり不満があり8倍速のUJ-830(松下製)に換装しました。単純に換装しただけではG6が起動しませんでした。ODDの47ピン絶縁(テープマスク)で換装成功しました。

PCを裏返して赤丸部分のネジをはずしておきます。(上の写真)

電源ボタンのある部分のパネル(赤矢印)をはずします。(上の写真)

パネルの左右にマイナスドライバの先が入るような切り欠き(赤矢印)があるのでマイナスドライバなどでこじります。パネルははめ込み式です。(上の写真)

パネルをはずしたらキーボードを固定しているネジ2本(赤矢印)をはずしてキーボードをめくります。(上の写真)

キーボードをめくり赤丸部分のネジをはずします。これでODDの固定解除です。(上の写真)

ODDを引き出したところです。(上の写真)

UJ-830です。(上の写真)

東芝製から松下製への換装でしたので、当然ベゼルの移植は出来ませんでした。UJ-830付属のベゼルを加工しました。赤い線の長方形部分を切り取りました。写真では分からないかもしれませんがODDがPC本体の中に少し入り込んでいる感じです。見た目はあまりよくありませんが実用重視です。(上の写真2枚)

サード(当時はセカンド)ノートのDynaBook T3410PMEへの移植

G6から取り外したHDDのMK6021GAS(東芝製)をT3に移植しました

PCを裏返して赤丸部分のネジをはずし、蓋をはずします。(上の写真)

蓋を外した状態です。(上の写真)

赤丸の部分のネジをはずして指で押さえているガイドを引っ張ってHDDを取り外します。(上の写真)

HDDを取り外したところです。(上の写真)

MK6021GASです。T3のマウント金具にはゴムなどは付いていません。(上の写真)

G6から取り外したODDのSD-R6012(東芝製)をT3に移植しました

T3のODDのUJDA-710(松下製)が壊れたのでG6から取り外したSD-R6012(東芝製)に換装しました。


壊れたUJDA-710

電源ボタンのある部分のパネル(赤矢印)をはずします。(上の写真)

パネルの側面にマイナスドライバの先が入るような切り欠き(赤矢印)があるので、マイナスドライバなどでこじります。パネルははめ込み式です。(上の写真)

パネルをはずしたらキーボードを固定しているネジ2本(赤丸部分)をはずしてキーボードをめくります。(上の写真)

キーボードをめくったら赤丸部分のネジ2本をはずしてODDを引き出します。(上の写真)

ODDを引き出したところです。(上の写真)

東芝製SD-R6012です。(上の写真)

G6からの移植なのでG6用のベゼルのまま換装するしかありませんでした。写真の通り少し出っ張っていたり筐体との間に隙間があります。赤矢印の部分をやすりで削りました。削らないとトレイの収納が不完全でした。(上の写真2枚)

フォース(当時はサード)ノートのDynaBook DB65P4RCへの移植

T3から取り外したHDDのDK23CA-30(日立製)をDB65Pに移植しました

写真の赤丸部分のネジをはずして蓋を取ります。(上の写真)

HDDは写真下方向にスライドさせてはずします。(上の写真)

HDDを取り外したところです。(上の写真)

DK23CA-30(日立製)です。DB65Pのマウント金具にもゴムなどは付いていません。(上の写真)

外付けHDDケースの利用

DB65Pから取り外したMK2016GAP(東芝製)をHDDケースで利用

DB65Pから取り外したMK2016GAP(東芝製)です。(上の写真)

NOVACのUSB接続HDDケースのNV-HD150Uです。(上の写真)

HDDをケースに取り付けたところです。(上の写真)

ケースを組み立てて完成です。あまり重要でないデータのバックアップなどに利用しています。HDDケースはHDDの換装の時にも重宝します。1台あっても良いかもです。(上の写真)

今回はページが長くなってしまいました。CPU換装ネタもあるのですがそちらはまた後日公開したいと思います。

伝説(?)その四(パーツの使いまわしの巻) 終わり